ログオン画面において、人間による操作ではなくBOT(ボット : 一定のタスクや処理を自動化するためのアプリケーションやプログラムのこと)による不正な操作が行われるのを防ぐために、Google reCAPTCHAを設置しているサイト等が多いのは、周知の事と存じております。
さて、そのGoogle reCAPTCHAですが、現在は一定のアクセス数以下という条件下なら無料で使う事が出来ます。つまり、それを超えると有料の Enterpriseプランを使用しないといけなくなるようです。ただ、今までのGoogleのサービスを見ていくと、最初は無料で使える範囲が大きかったのに、次第に縮小化した末に完全有料化したものがある(例 : Google Apps [現 Google Workspace])ので、いずれは後を追って有料化する可能性が高いです。特にセキュリティ意識が高まると、Google reCAPTCHAの需要は高くなると思われるので、Googleとしても収益獲得を考えると完全有料化にしたいところでしょう。
しかし、その動向をサイト運営側も傍観視しているわけでは無く、Google reCAPTCHAに代わるサービスに乗り換えるところが増えています。その乗り換え先が、hCaptchaなのです。個人利用はもちろんEnterpriseプランでも、価格のみならずプライバシーや機能等においてGoogle reCAPTCHAよりも有利であるので、移行しているネットサービスが結構多いのです。
私も先日、hCaptchaに乗り換えました。しっかり機能しており、使い勝手も変わらないので実用に至っております。もし、サイトを運営しているのであるなら、hCaptchaをオススメしますよ。
